2010/03/09

ULTIMA MID SHIP (Ver.1~4)

そういえば、このブログでアルティマに触れてなかった!
実はこの車、買って1年弱の間に4度の大改造を行なっている。そう「MID SHIP化」だ。




[Ver.1は軽量Li-Fe仕様]
ノーマル状態で通いはじめたマッハ1やヒルトップで、ジャンプが全然上手く飛べず、何度も骨折を繰り返す状況をウデのせいではなく、あくまで車体のせいと決めつけたのが改造のはじまり。まずはその頃「これからのバッテリー」と雑誌を賑わせていたLi-Feバッテリーに着目し、A123systemの3.3V2200mAhを空モノ系通販で入手。2本直列で6.6Vにして6500KVのブラシレスと組み合わせたコイツはほんとに軽量。良く飛ぶわりには壊れないし、充電時間も20分足らずと、まさに理想の「猿ラジ車」になった。
[Ver.2でmidship化]
そんなある日、バギーの虎の穴?「FRC」で見たX-Factory"X-6"の走りに衝撃を受け、禁断の自作MIDSHIP化を決意。(普通ならX-6買うのにね)さっそくX-6AtomicCarbonのS2などをサイトで研究し、素人仕事でFRPを切り出して作った初作品がコレ。
シャシーは3mmのFRPにアルミのL字材をボルトオン。ノーマルのギアボックスを逆置きして、リアバルクをt5のアルミ板で製作。Li-Feバッテリーにしかできない、スリムかつ軽量な車体に仕上がった。かっちょえ〜! 走りもまさにフェザータッチ。トラクションのトの字もない車に仕上がった。 レース的な速さを求めない自分には十分満足できる車体が出来上がったが「バギーは軽けりゃいいってもんじゃないよ」とのFRC常連の言葉が脳裏をよぎった。。
[Ver.3でLi-Po&ヒラメ化]
そして、しかし、enrouteとの衝撃的な出会いがこの車体を短命にした。
初めて行ったenroute本店で、伊豆社長の30分に渡る「Li-Po優位論」にヤラれて、その場でLi-Poバッテリーを購入したのだ。このときサドルパックを買っておけば良かったのだが、ストレートパックの格安さに負けたおかげで、翌週につくったシャシーはヒラメのようなシルエットになってしまった。これじゃあのダサイx-6と同じじゃん!肝心の走りはというと、なかなかどうしてよく走る。なんと言ってもジャンプのバランスが良い事と、コーナリングで荷重移動せずともスルスルと曲がるフィーリングに惚れてしまった。もちろんこの時点でLi-Po信者になってしまったのは言うまでもない。

[Ver.4で4ギア&再度ナロー化]
しかし、この「ヒラメ号」のカッコ悪さをどうしても愛せない。そんなある日、海外サイトで見かけたこの画像に惚れちまった。超ナロー!

そして次に作ったのがコレ。
どうせ自作するならオリジナリティがなきゃ意味がない! そんなアホな気持ちで作ったのがこのナローシャシー。バッテリーだけ横にハミ出すという苦肉のレイアウト。アッパーデッキの追加によりシャシー剛性が上がり、走りがぐんとシャープになった。ギアも苦肉のアイデアで4ギア化することによりトラクションが高まり、短い助走でもジャンプが飛べるようになった。こいつはイケル!
.....でもその後Oople見てたら、この4ギア化の手法は海外で既にやっていた。この、おデブな外人と同じ発想だった事実にガックリ...(笑。 と同時に「これでもいいんだ」という変な自信を得た。
唯一の難点はジャンプで転けるとバッテリーがずれる事。ハードケースとはいえLi-Poがボディからはみ出た姿はゾッとする。それにこのレイアウトって、なんだか今っぽくないゾ。昔のタミヤっぽいというか.....見てるうちに許せない気持ちが沸々と....もはや何のためのMIDSHIP化なのか自分でも分からなくなってきた。。 まさにOUT OF CONTROL!

というわけで次号へ続く。

2 件のコメント:

  1. コンニチハ。
    素晴らしい迷走ぶりですね〜
    ナローボディは、AYKのBOOSTとか思い出しますね。

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  2. コメントありがとうございます。
    アルティマMIDは次のVer.5で完成しちゃう予感。迷走してるうちが楽しいんですけどね〜

    それにしてもAYKなつかしいですね。今あったらDURANGOみたいな感じかも?

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