先週の桶川でバックプレートをヒットし、見事に破損した我がエンジン。
まだ10タンクくらいしか走ってないのに...(涙
仕事帰りに立ち寄ったRCショップで奇跡的に新品のクランクケースを発見! PANさん情報ありがとう〜 3381円で入手。安っ! ついついバイクと比べちゃうんだけど、シリンダーとクランクケースが一体でこの値段。安いよなあ。
しかし初めて触るラジコンエンジンは分からないことだらけ。2スト? 4スト? キャブは?プラグは? だいたいなんでシリンダーとクランクケースが一体なんだよ!
ん〜〜〜 とりあえず全バラだ!
ほお.... 結構シンプル
いろいろ調べてみたので、メモしておこ。RCエンジンに興味ある人は読んでくださいな。
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まず、エンジン形式は2ストローク。
クランクシャフトに吸気穴が開いているところを見ると、どうやらロータリーディスクバルブの一種みたい。クランクシャフト--->クランクケース---->シリンダーの順番で混合気が流れる。そしてシリンダーサイドの横長な穴が排気口。エキマニに繋がり、チャンバーへと続く。 なぜ横長なんだろう?
そして謎なのが点火と潤滑、キャブの構造。だが、これも分かった。
点火はグロープラグ。スタート時には外部からの電流を使って着火し、稼働してからは自動点火になるらしい。構造はよく分からないが、一度エンジンが掛かれば、圧縮されることでプラグのコイルが発熱する仕組みのようだ。
潤滑のための構造はほとんど見あたらない、コンロッドにオイル溝があるくらいで
オイルパンもないし.... つまり燃料にオイルが混合されてるってワケ。2ストだから当たり前か。
キャブはスロー側とメイン側のニードル調整と、アイドリング調整があるだけのシンプルな構造。 ドラム式のスライドバルブにジェット穴があるようだけど、よく見えない... 燃料はマフラーの排圧を利用してキャブに送り出され、強制開閉式のバルブを通って混合気になるようだ。口径はわずか6.5mm
クラッチはいわゆる遠心クラッチ。2分割のシューがスプリングで縛られていて、遠心力によりクラッチベル内壁にグリップする構造だ。クラッチの繋がりはスプリングやシューで調整できるみたい。
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さてさて、エンジンのお勉強ができたので、今度は組み付け。
マニュアル見ながら、じっくり組もうと思ったら、サクッと10分足らずで組上がってしまった。バイクのエンジンは半日かかるのにねぇ
1.クランクシャフトを挿入。
2.シリンダー上からC&P(コンロッド&ピストン)を入れて、クランクシャフトにコンロッドを通す。
3.シリンダー上からスリーブを挿入。なんと手で押すだけでズズッと入るのだ。ちなみにピストンリングな無い!!
4.インナーヘッドとクーリングヘッドを取付。 フィン部分はただのヒートシンクなんだよね。水冷化も簡単そう。やんないけど。
5.バックプレートと呼ばれるフタを取付。(この際、クランクシャフト中心に細いピンとバネを入れる)
6.クラッチの組み付け。本来は治具を使うらしいが、まいっか。
7.キャブ取付。
一応、こんなところ。次回バラすときの参考にしよう。
バラしたついでにポート研磨してみた。
プラシーボ効果は「大」!
う〜〜〜ん
返信削除ぷらじ〜ぼ効果????
エンジン系は全くわからない私にとってはなんの事だか???
とりあえずコッチはようやく走らせる状態になりました
バイクの世界でもポートをぴかぴかに研磨して、吸気抵抗を減らすという手法があるんですが、そんなの体感できるわけなくて、ほとんどが心理的効果ってわけです。これがプラシーボ効果。
返信削除分解するときは参考にしてくださいね〜
近所の194です、こんにちは。
返信削除エンジン分解、楽しそうですね。自分もチョットだけ欲しくなりました。
プラシーボチューンの王様といえば、貼るだけでオッケーのSEV!
最近は塗料もあるみたいなんで是非お試しを〜。